【テーマ】地域づくりにかかわる仕事 C班
【取材先】一般財団法人 地域活性化センター
【メンバー】阿部南 加藤眞帆 川島佑果子 長谷川正裕 横田慧 渡邉早貴
みなさん「地域づくり」という情報誌をご存知でしょうか??
私たちは、実際に地域づくりをしている現場ではなく、その情報誌で地域づくりの情報を発信している地域活性センターに取材に行ってきました

お忙しい中、今回取材を担当して下さった一般財団法人地域活性化センターの阿津川さん(左)と五十嵐さん(右)
地域活性化センターとはどんな所ですか?

『 センターの主な仕事は大きく分けて3つあります。
1つ目は
全国の地域や個人に対して地域づくりに関する情報を調査、収集して発信すること
2つ目は
人づくり、研修、交流(具体的には地域リーダーの養成)
3つ目は
全国の地域に助成金を出して地域づくりをお手伝いすること
このセンターは会員登録をしている市町村や県から成り立っていて、その会員からお金を頂いて活動しています。
そして、その会員登録をしている市町村へ県へ情報を発信しています。
そのため、情報誌「地域づくり」はそのような市町村向けに発行しています。』
では個人向けではないということですね?
『そんなことはありません、個人向けに発行していないわけではなく個人的に地域づくり団体を運営している方々向けにも作っているつもりです。
また我々職員は地方の役所などから出向してきて、センターに2年間勤めます。そしてセンターで地域づくりについて勉強し、地元に戻って勉強したことを生かしているのです。』

情報誌「地域づくり」の特集テーマは、どのようにして決めているのですか?
『センターの職員は40人ほどいるのですが、その中に編集委員という役職があり、彼らの話し合いによって決定しています。』
各地域と連携して事業を行うために、どのように連絡を取り合っているのですか?
『基本的には各地域の市役所から県庁を通してここのセンターへ伝わります。しかし、直接市役所から連絡が来たり、個人から連絡が来たりもします。』
地域づくりについての調査、研究の方法について教えていただきたいです。
『全国の各市町村に年ごとに異なったテーマのアンケート調査を行っています。そこから現状を分析するとともに問題解決について考えています。去年は若者定住促進のためにはどうしたらよいかについてで、今年は外国人の観光客の増加にはどうしたらよいかについてアンケートを行いました。』
地域づくりにおいて、全国的に見て共通してみられる課題はありますか?
『どこの地域も一貫して自治体から若者が減っています。そのため世代交代が上手くいっていない地域がとても多いです。』
中学生にもできる地域づくりにはどのようなことがありますか。
『地域のお祭りやボランティアに進んで参加してほしいです。お祭りに参加するだけでもとても効果が大きいです。そこで、自分の住んでいる地域の事を良く知り、地域を愛してほしいですね。どこになんの建物があるか、だけではなくてどのような人が住んでいるかというところにまで目を向けてほしいです。』
どうして地域づくりに関わる仕事に就こうと思ったのですか。
阿津川さん
『自分は福井県の越前市役所に公務員として働いていて、その時は自分の住んでいる地域を発展、開発したいとしか考えていませんでしたが、仕事をしていくうちに発展や開発だけがすべてではなく地域の繋がりなども大切であることが分かりました。このことを他の人たちにも広めていきたいと思ったからです。』
五十嵐さん
『私は旅行会社から出向してきているので、地方をより良くすることで観光客を増やし活性化させたいと思ったからです。地域づくりの仕事をすることで地方の役に立てればいいなと思っています。』
「地域づくりに関わる仕事」の魅力を教えてください。
阿津川さん
『地域ごとに活性化の仕方が違うことです。東京であるなら、人が多いことで活性化しているし、北海道では人が少ないけれど豊かな自然によって活性化しています。地域ごとの魅力を発見できることがとても面白いです。』
五十嵐さん
『地域づくりによって日本をよくすることができることですね。この活動によって日本の役に立ちたいです。』
「地域づくりに関わる仕事」に携わる上で大切にしていることは何かありますか?
『色々な情報を取り入れるようにすることです。地域についてであったり、人についてであったりと、自分の情報量を増やすことが本当に大切だと思います。このセンターの職員のみなさんはとても情報量が豊富です。』
地域リーダーの養成とは具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?
『地域のリーダーを養成するために、センターでは全国地域リーダー養成塾を開催しています。そこではゼミのように参加者の情報交換や交流会、また講義形式の研修会を行って斬新かつ大胆な発想のできる地域リーダーの養成に取り組んでいます。この塾の卒業生には市役所のトップや県知事、議員になっている方々もいらっしゃいます。』
学校教育と連携している地域づくりの例があったら教えてください。
『例えば、交通安全指導や給食にその地域の野菜を使うなどですかね。最近では修学旅行で農業体験を行う学校もあります。大人になった時にここに住みたいなと思ってほしいですね。』
―取材を終えて―
「地域づくり」という言葉を聞くと、身構えてしまいますが、お祭りに参加するというのはすぐにでもできそうですね。
この夏は、自分の住んでいる地域のお祭りに参加してみます
少しでも、自分の住んでいる地域を好きになって、自分も地域づくりにかかわっていきたいと思いました
★一般財団法人地域活性化HP★
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/
ここで情報誌「地域づくり」の記事もご覧になれます
【取材先】一般財団法人 地域活性化センター
【メンバー】阿部南 加藤眞帆 川島佑果子 長谷川正裕 横田慧 渡邉早貴
みなさん「地域づくり」という情報誌をご存知でしょうか??
私たちは、実際に地域づくりをしている現場ではなく、その情報誌で地域づくりの情報を発信している地域活性センターに取材に行ってきました


お忙しい中、今回取材を担当して下さった一般財団法人地域活性化センターの阿津川さん(左)と五十嵐さん(右)
地域活性化センターとはどんな所ですか?

『 センターの主な仕事は大きく分けて3つあります。
1つ目は
全国の地域や個人に対して地域づくりに関する情報を調査、収集して発信すること
2つ目は
人づくり、研修、交流(具体的には地域リーダーの養成)
3つ目は
全国の地域に助成金を出して地域づくりをお手伝いすること
このセンターは会員登録をしている市町村や県から成り立っていて、その会員からお金を頂いて活動しています。
そして、その会員登録をしている市町村へ県へ情報を発信しています。
そのため、情報誌「地域づくり」はそのような市町村向けに発行しています。』
では個人向けではないということですね?
『そんなことはありません、個人向けに発行していないわけではなく個人的に地域づくり団体を運営している方々向けにも作っているつもりです。
また我々職員は地方の役所などから出向してきて、センターに2年間勤めます。そしてセンターで地域づくりについて勉強し、地元に戻って勉強したことを生かしているのです。』

情報誌「地域づくり」の特集テーマは、どのようにして決めているのですか?
『センターの職員は40人ほどいるのですが、その中に編集委員という役職があり、彼らの話し合いによって決定しています。』
各地域と連携して事業を行うために、どのように連絡を取り合っているのですか?
『基本的には各地域の市役所から県庁を通してここのセンターへ伝わります。しかし、直接市役所から連絡が来たり、個人から連絡が来たりもします。』
地域づくりについての調査、研究の方法について教えていただきたいです。
『全国の各市町村に年ごとに異なったテーマのアンケート調査を行っています。そこから現状を分析するとともに問題解決について考えています。去年は若者定住促進のためにはどうしたらよいかについてで、今年は外国人の観光客の増加にはどうしたらよいかについてアンケートを行いました。』
地域づくりにおいて、全国的に見て共通してみられる課題はありますか?
『どこの地域も一貫して自治体から若者が減っています。そのため世代交代が上手くいっていない地域がとても多いです。』
中学生にもできる地域づくりにはどのようなことがありますか。
『地域のお祭りやボランティアに進んで参加してほしいです。お祭りに参加するだけでもとても効果が大きいです。そこで、自分の住んでいる地域の事を良く知り、地域を愛してほしいですね。どこになんの建物があるか、だけではなくてどのような人が住んでいるかというところにまで目を向けてほしいです。』
どうして地域づくりに関わる仕事に就こうと思ったのですか。
阿津川さん
『自分は福井県の越前市役所に公務員として働いていて、その時は自分の住んでいる地域を発展、開発したいとしか考えていませんでしたが、仕事をしていくうちに発展や開発だけがすべてではなく地域の繋がりなども大切であることが分かりました。このことを他の人たちにも広めていきたいと思ったからです。』
五十嵐さん
『私は旅行会社から出向してきているので、地方をより良くすることで観光客を増やし活性化させたいと思ったからです。地域づくりの仕事をすることで地方の役に立てればいいなと思っています。』
「地域づくりに関わる仕事」の魅力を教えてください。
阿津川さん
『地域ごとに活性化の仕方が違うことです。東京であるなら、人が多いことで活性化しているし、北海道では人が少ないけれど豊かな自然によって活性化しています。地域ごとの魅力を発見できることがとても面白いです。』
五十嵐さん
『地域づくりによって日本をよくすることができることですね。この活動によって日本の役に立ちたいです。』
「地域づくりに関わる仕事」に携わる上で大切にしていることは何かありますか?
『色々な情報を取り入れるようにすることです。地域についてであったり、人についてであったりと、自分の情報量を増やすことが本当に大切だと思います。このセンターの職員のみなさんはとても情報量が豊富です。』
地域リーダーの養成とは具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?
『地域のリーダーを養成するために、センターでは全国地域リーダー養成塾を開催しています。そこではゼミのように参加者の情報交換や交流会、また講義形式の研修会を行って斬新かつ大胆な発想のできる地域リーダーの養成に取り組んでいます。この塾の卒業生には市役所のトップや県知事、議員になっている方々もいらっしゃいます。』
学校教育と連携している地域づくりの例があったら教えてください。
『例えば、交通安全指導や給食にその地域の野菜を使うなどですかね。最近では修学旅行で農業体験を行う学校もあります。大人になった時にここに住みたいなと思ってほしいですね。』
―取材を終えて―
「地域づくり」という言葉を聞くと、身構えてしまいますが、お祭りに参加するというのはすぐにでもできそうですね。
この夏は、自分の住んでいる地域のお祭りに参加してみます

少しでも、自分の住んでいる地域を好きになって、自分も地域づくりにかかわっていきたいと思いました

★一般財団法人地域活性化HP★
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/
ここで情報誌「地域づくり」の記事もご覧になれます
